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(映画) ヴェニスの商人 

The Merchant Of Venice

ヴェニスの商人
The Merchant of Venice
2004年【米・伊・ルクセンブルグ・英】
監督、脚本/マイケル・ラドフォード 出演/アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、ジョセフ・ファインズ、リン・コリンズ 原作/ウィリアム・シェークスピア

 ェイクスピアの同名作『ヴェニスの商人』を題材にした作品。私は本作を見終えた後、非常に後味の悪い作品だと思った。おそらく、監督のマイケル・ラドフォードが意図的に、この『ヴェニスの商人』という作品のもつ意味をすりかえたのではないかと思う。当時としては「高利貸しの気に食わないユダヤ人商人をキリスト教徒が皆で懲らしめて、めでたし、めでたし」といった感じの喜劇だったのだろうが、本作はユダヤ人に対する差別に焦点を当てた内容となっていて、それは喜劇とはほど遠くむしろ悲劇といっていいものである。その焦点となっているユダヤ人商人役をアル・パチーノが演じているのだが、これが本当にすごいはまり役で、ここ最近のアル・パチーノに漂う「哀愁」というものがいかんなく発揮されていて、見ていて非常に切なくなる。特に、ラストの家族、財産、そして宗教まで奪われてしまい、ただ呆然と立ち尽くすシーンには鳥肌が立った。まさに円熟の凄みといったところだろう。まあ、内容的には本当に後味が悪く退廃的な気分になる作品ではあるが、差別というものを今一度考え直すにはいい作品なのかもしれない。

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コメント

はじめまして。
TBさせていただきました。

原作を読んだときは、シャイロックが本当に強欲で、嫌なやつだった記憶があるのですが・・・、
映画はシャイロック視点なのでしょうか?
アル・パチーノにオマージュを込めた作品だと思って、冷静に観ようと思ったのですが、
あまりにもひどい仕打ちに、怒り心頭でした。

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ヴェニスの商人

※仮UP(後日書き足します)ネタバレがありますので、 観る予定の方は、読まない方がいいです。*** OFFICIAL SITE ***http://www.venice-shonin.net/index.html*** 怒りの感想 ***

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