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(小説) 妖星伝 

妖星伝

妖星伝 鬼道の巻 1977年7月15日 第1刷発行
妖星伝 外道の巻 1978年2月15日 第1刷発行
妖星伝 神道の巻 1978年10月15日 第1刷発行
妖星伝 黄道の巻 1979年9月15日 第1刷発行
妖星伝 天道の巻 1980年9月15日 第1刷発行
妖星伝 人道の巻 1981年7月15日 第1刷発行
妖星伝 魔道の巻 1995年3月15日 第1刷発行

著者 半村 良
出版 講談社

 書は近年『戦国自衛隊』等で有名な半村良のSF/伝奇小説である。個人的には『戦国自衛隊』よりも、約20年の歳月をかけて書き上げられた本書の方が氏の代表作と呼ぶにふさわしい作品であると思う。一般にメディア等で本書が紹介される際、「日本SF小説界の最高傑作」と称されることが多いが、正にその通りの入魂の力作であると思う。後の日本の小説、漫画、ゲーム等に大きく影響を与えた作品でもある。
 主に田沼意次あたりの江戸時代の日本を舞台とした作品で、おおよそSFとはかけ離れた舞台設定である。実際、物語の前半はSF的要素よりも伝奇的要素の方が強い。しかし物語が進むにつれ話は急速に拡大していき最終的には、絶対者の存在、人間の起源、時間の概念、異星人、DNAといったモロSFな内容になっていく(同時に舞台も現代、宇宙、未来へと広がっていく)。特に本書のタイトルである「妖星」の意味が明らかになるシーンは圧巻である。またSF作品であると同時に非常に哲学的な作品でもある。人とは?愛とは?善とは?悪とは?生とは?死とは?といった生きていく上で誰もが一度は考えた事があるであろう疑問を追究しようとしている。
 そして何よりも素晴らしいのは、これだけあらゆるテーマを網羅しているにも拘らず、物語は発散することなく収束する点である。これだけ壮大になってしまうと、最終的に何が言いたいのか分からなくなってしまい作者の自己満足的な作品になってしまう恐れがあるものだが、本書はそれまでの複線やプロットが見事に絡み合いそして幕を閉じるのである。本当に非の打ち所のない素晴らしい作品であると思う。
 非常にボリュームがあるので時間がないと読むのは難しいと思う。私も数年前に読んで以来、いつか読み直そうと思っているのだがなかなか読めずにいる。しかし絶対に読んで損はしない作品であると思う。

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コメント

面白そうだ

ちょうど何か面白そうな本がないか探してた所だった。
早速店にないか探してみる。
京極の煉瓦本に慣れちゃったから、ボリュームないと物足りなく感じてしまうからちょうど良かった。

ぜひ

読んで見て!
めちゃめちゃ面白いよ!

てか、本屋うらやましいなー。
本探すのすごい楽そう。

面白そうだね!ミステリあんま読まないんだけど、これは読んでみたい!ああ、だけど時間が...orz

俺も

SF小説ってあんまり読まないんだけど、
これはかなり面白かったよ!

時間みつけて読んで見て!

表紙からいって怖そうなんですけど・・・。
私はあんまり(全然かも)本を読まないんですが、最近ちょいと図書館に通っています。東野圭吾の本を何冊か読みました。半村良か~、探してみよう。

逆に

俺は東野圭吾読んだことないんで今度探してみます。

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