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ローリング・ストーンズ来日公演 (2006.3.22 東京ドーム) 

The Rolling Stones

SET LIST

Jumping Jack Flash
Let's Spend The Night Together
She's So Cold
Oh No Not You Again
Sway
As Tears Go By
Tumbling Dice
Rain Fall Down
Night Time Is The Right Time
This Place Is Empty (Vocal: Keith Richards)
Happy (Vocal: Keith Richards)
Miss You (B-stage)
Rough Justice (B-stage)
Get Off Of My Cloud (B-stage)
Honky Tonk Women (B-stage)
Sympathy For The Devil
Paint It Black
Start Me Up
Brown Sugar

(Encore)
You Can't Always Get What You Want
Satisfaction

ローリング・ストーンズが大好きだ。還暦過ぎても現役でロックかき鳴らす彼らの生き方こそ俺の理想の姿だ。そんな彼らのライヴを初めて体験できた。本当に心のそこから感動し、震えた。大げさでもなんでもなく、彼らこそ現存する最も偉大なロックバンドなんだと思った。正直、彼らのライヴっていわゆる懐メロオンパレードってイメージあったし、すごくエンターテイメント性の強いイメージがあったんだけど、昨日のライヴは本当に純粋で研ぎ澄まされたロックンロールのライヴだった。
もう何ていうか
「これがロックンロールだ!バカヤロー!文句あっか!」
「ないっす!」
こんな感じ。

一発目の「Jumping Jack Flash」からラストの「Satisfaction」までの2時間フルに楽しませてもらったけど、個人的には「悪魔を憐れむ歌」と「Paint It Black」の流れが最高にクールでカッコよかった。どちらもイントロが多少アレンジしてあって、原曲よりもダークな感じだったんだけど、それがめちゃめちゃよかった。特に「Paint It Black」は俺がストーンズ聞くきっかけになった曲で、カラオケで絶対歌う曲なんで、キースのギターでイントロが始まった瞬間発狂しそうになった。てか、発狂した。

あと、今回のライヴで思ったのは、ストーンズのことを「いまだ現役」って表現する事がよくあるけど、それはデビューから今までずっと活動してるからとかそうゆんじゃなくて、今でもピークの力を維持してるって意味なんだと思った。メンバー全員完璧にジジイと呼ばれる年齢で、実際ルックスもジジイだけど全然ダサくないし、演奏の仕方も物凄いクールで本当にカッコいいと思った。2004年ロック・オデッセイでのザ・フーの初来日公演も行ったけど、明らかにストーンズのがカッコいいと思った。ライヴ自体はザ・フーも最高に良かったけど、ピーク時に比べたら、やっぱ明らかに衰えたと思う。それに対しストーンズの場合、2006年の今現在でも十分バリバリで昔の彼らと比べても何の遜色もないところが凄いと思う。まあ、ザ・フーの場合ピーク時が凄過ぎたから仕方がないんだけどね。(ストーンズもザ・フーも60年代のライブはDVDでしか見たことありませんが)

中でも特に凄かったのはミック・ジャガー。還暦過ぎた体で東京ドームの馬鹿デカいステージを2時間フルに動きまくり、踊りまくり、叫びまくり。人間じゃないね。あの人は。

あと俺の親父と同世代の人たちがこぶし振り上げてシャウトしてんの見て、日本もまだまだ捨てたもんじゃないな~、って思ったりした。

最高のライヴでした。



ニッポン ユウショー オメデトー ジュッタイロク スゴイヨ

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(映画) ラストデイズ 

Last Days

ラストデイズ
Last Days
2005年【米】
監督、脚本/ガス・ヴァン・サント 出演/ マイケル・ピット、ルーカス・ハース、アーシア・アルジェント、キム・ゴードン 音楽コンサルタント/サーストン・ムーア(ソニック・ユース)

 ギャラクシー・クエストの項でアートに比重した映画は、マニアックで好き嫌いの分かれる作品が多いといったことを述べたばかりであるが、本日観賞した映画『ラストデイズ』は正にその類の作品であろう。
 本作は1994年に27歳の若さで自らの命を絶ったロックンローラー、カート・コバーンにインスパイアされた作品で、ある有名ロックンローラー(ルックスはまんまカート・コバーン)が自殺(本作では主人公の青年の直接の死因は明らかにされていないが)するまでの2日間を描いた作品である。
 監督のガス・ヴァン・サントは前作で、1999年にアメリカのコロンバイン高校で起きた二人の男子生徒による銃乱射事件をもとにした映画『エレファント』を制作しているのだが、本作はそれの姉妹作ともいえる作品である。両作品ともストーリーというものが殆どなく、想像や記録に基づく事実を淡々と描いているだけで、果たしてこれは映画と呼べるものなのだろうかとも思える作品に仕上がっている。
 実際に起こった事件を映像という媒介を用い提起するだけで、それに対する答えは全て視聴者各人に任せるといったスタンスで、映画として多くの人が楽しめるものではないと思う。実際本作を映画館で見終えた後、多くの人が「つまらない」といっているのを耳にした。カート・コバーンという現在でも多くの若者から支持されるカリスマをモチーフにしているだけあって、多くの客は『シド・アンド・ナンシー』や『ドアーズ』のような伝記映画を期待していたのではないだろうか。
 私個人はなかなか良い作品であると思った。元々私自身がカート・コバーンの在籍していたNIRVANAというバンドのファンであり(以前コピーバンドもしてた)、また前作『エレファント』に大変衝撃を受けていたため、公開以前から「自分の好きなアーティストをモチーフにした映画があの『エレファント』の手法で描かれるのか」という思いで期待をしていたのだが、本作はまあその期待は十分に満たしてくれた。ただ欲を言えば、何故青年が人生に絶望したのかを示唆する描写をもう少し加えて欲しかった。『エレファント』では男子生徒がいじめを受けている描写などがあり、事件に至るまでの経緯がもう少し詳しく描かれていた。実際『エレファント』を見た直後はそうは思わなかったのだが、本作『ラストデイズ』と比較したら、ずいぶん分かりやすい作品であったと思う。逆に『ラストデイズ』はより分かりにくいものであったと思う。
 では、この『エレファント』や『ラストデイズ』のどのような部分が良いのかについてだが、何よりも作品全体がとても美しいのである。殺人や自殺といった非常に重いテーマを描いた作品ではあるのだが、人間の持つ心の弱さ、繊細さといった闇の部分にひたすらスポットライトをあて、それを否定も肯定もせずただ照らしているといった感じで、それが非常に心地良く美しいのである。
 結局のところ心に闇を持たない人間など存在しないわけで、自殺や殺人を犯す人間が特別なわけではないと思う。そういった心の闇にあえて目を向けてみるのは重要なことであると思う。

(映画) ギャラクシー・クエスト 

Galaxy Quest

ギャラクシー・クエスト
Galaxy Quesy
1999年【米】
監督/ディーン・パリソット 出演/ティム・アレン、シガニー・ウィーバー、アラン・リックマン、トニー・シャローブ、サム・ロックウェル、ダリル・ミッチェル

 人的な意見であるが、映画とは大きく分けて2種類あると思う。芸術性の高い映画か、娯楽性の高い映画か。前者の場合、マニアックで好き嫌いが大きく分かれる作品が多く、後者の場合、大衆受けはするものの、コアな映画ファンからは批判されがちになる傾向があるように思う。もちろんすべての映画がどちらか一方に偏っているわけではなく、その境界は明確ではないが、それでも娯楽作品か芸術作品かは感覚でなんとなく分かるものである。
 閑話休題。
 本作『ギャラクシー・クエスト』は100%の娯楽映画である。巷にいう「笑いあり、涙あり、感動あり」というフレーズが正に当てはまる作品で、ひたすらエンターテイメントというものを追求している。冒頭で娯楽性の高い映画はコアな映画ファンから批判されがちにあると述べたが、本作の場合、誰がみても観賞後は「あ~映画を見たな~」という満足感に十二分に浸ることができると思う。ジャンルは一言で言えばSFコメディで、一歩間違えれば安っぽくなってしまう危険なジャンルであるが、起承転結がしっかりしていて伏線やプロットが非常に丁寧に作られているため、なかなかの寡作に仕上がっている。幼い頃、ドラえもんの映画などに胸躍らせた方などにはぜひ見てもらいたい作品である。

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